ガステーブルコンロの火が勝手に強弱するのはなぜ?


現在販売されているガステーブルコンロには全てのバーナーにSiセンサー(温度センサー)という安全装置が必ず付いています。

Siセンサーにより鍋底温度を感知しており、異常な温度にならないように一定の温度まで達すると自動で火力調節を行います。

全てのバーナーにSiセンサー設置が義務化されてから、天ぷら油による火災や消し忘れによる事故は急激に減少しました。

 

※家庭用コンロによる火災は調理油過熱によるものが多く、それらの事故を防止するために、2008年10月よりガステーブルコンロが法制化され、一部業務用コンロ等を除き全バーナーにSiセンサーが搭載されました。

 

 

『安全なのはうれしいけど、料理の途中で頻繁に弱火になると使いづらいのでは?』というお客さまの声もよく耳にします。そんなときには高温炒めモードを活用しましょう。高温炒めボタンを押すことで一時的にセンサー解除できるので、弱火になり難くなります。

(通常鍋底の温度が約250℃でセンサーが作動しますが、それより高温の約290℃の高温調理ができます。)

ただしセンサーが全く働かなくなるわけではありませんので、鍋底が異常な温度に達した場合は自動で火力調節を行ったり、消火します。