毎日の暮らしに欠かせないガス。
毎日使うのもですから、少しでも上手に使って節約しましょう。
【お風呂・シャワー編】
何と言ってもお湯を作ることに一番ガスを使います。お風呂はガスの大のお得意先です。
ですからお風呂、シャワーで節約することが一番効率的な節約になります。
①浴槽のフタはこまめに閉める
フタの有る無しでは、お湯の冷めるスピードが違います。例えばフタをせずに2時間放置して4度下がったお湯を毎日1回追焚き
した場合、年間で数千円の負担になります。お湯をためている最中や誰も入浴していない時は浴槽にフタをして、湯温が下がらな
いようにしましょう。
②シャワーの時間を短縮
浴槽にお湯をためずにシャワーだけならガスの節約になるという訳ではありません。シャワーを約17分間使用すれば浴槽200
リットル一杯分に相当します。節水シャワーヘッドを使うだけでも節約になります。さらにはシャワーヘッドにお湯を出す・出さ
ないの切替ボタンがついたタイプでしたら、髪や体を洗っている最中もこまめにお湯を止めることが出来ますのでより節約になり
ます。また、お湯の設定温度を少し下げることでも多少の節約になります。
③自動湯はり機能、追焚き機能を使い分ける
同一条件(水量、水温)での単純比較では、自動湯はり機能を使ったほうが効率的で節約になります。
ただし、湯温が冷めきってない状態であれば追焚きの方が早く湧き上がり節約になる場合もあります。逆に真冬で前日の残り湯が
ぐんと下がっている場合は、沸かす時間がかかってしまうので効率は悪くなります。
水道代や浴室状況によりますので一概に断定できませんが、夏場や湯温が比較的暖かい場合は追焚き、冷めてしまった場合は一か
ら自動湯はりがよいでしょう。
【キッチン編】
①火加減
火が鍋やフライパンはバーナーの中央に置き、火力も適切に調節して鍋やフライパンから火がはみ出ないようにしましょう。
中火程度が一番効率がよいです。
②鍋、フライパンの形状
早くお湯を沸かしたい時などは、鍋底が平らで大きい方が熱効率がよいです。鍋底が大きく火がはみ出なければ強火にしても無駄
がなく効率的です。
また、水滴を完全に拭き取ってから使いましょう。水滴があると蒸発させるために無駄なガスを消費することになります。
③加熱の際にフタをする
浴槽の場合もそうですが、沸騰させたり煮込んだりする場合フタをして熱効率を高めましょう。
④コンロ掃除はこまめに
バーナーが目詰まりしていると、火力が弱くなったり不安定になり熱効率が悪くなります。
熱効率が下がると無駄な消費につながりますので、日頃からこまめにお掃除しましょう。